【5日ファスティング】体重・体脂肪を公開!効果・やり方・スケジュール

あなたは「ファスティング」を食べないだけの無理なダイエットだと思っていませんか?

  • ファスティングでどのくらい痩せるの?
  • 空腹感がないって本当?
  • ファスティングのメリットは?

わたしはオーガニック食品やオーガニックコスメが好きな、ファスティング歴7年以上になる栄養士です。また、ファスティングの資格も持っていて指導しています。

本記事では、準備食2日、ファスティング5日、回復食3日の計10日ファスティングをレポートします。

実際の体験者の口コミ情報が参考になれば幸いです。長期のファスティングは専門家の指示のもとに行ってくださいね。

【ファスティング】とは

ファスティング(Fasting)とは、Fast+ing(断食+中)という意味です。主に酵素ドリンクから最低限の栄養素やカロリーを摂取して行います。
断食は、基本的にはファスティングと同じ意味になりますが、宗教上の儀式・行為や、精神鍛錬などの修行として行うことを指す場合が多いです。
栄養素を一切とらない「水だけファスティング(断食)」は、下記のようなデメリットが起きる可能性があります。
  • 筋肉をエネルギーとして減らしてしまう
  • せっかく解毒した有害物質が排出しきれずに身体へ戻ってきてしまう
  • 「脱灰」といって、体を中和するため歯や骨のカルシウムを溶かす
  • 低血糖になりすぎて体調を崩してしまう
酵素ドリンクを使った「ミネラル・ファスティング」は、最低限のミネラルやビタミンなどの栄養を摂取し、体が酸性にならないように中和しながら、代謝がいい状態を保って効率的に脂肪燃焼を行います。
血糖値も安定して空腹感も感じにくく、筋肉を分解することも最小限に防げます。

ファスティングの目的

ファスティングは古来から「予防医学」として親しまれてきました。
普段は消化に使っているエネルギーを代謝に使うことができるので、体のあらゆる細胞を修復していきます。細胞のリフォームのようなことが起きます。
ファスティングの目的は人それぞれですが、主に「リセット効果」「デトックス効果」です。愚弟的には、以下のようなことがあげられます。
  • 肥満解消、生活習慣病の予防
  • デトックス、腸内環境を整える、美肌の維持
  • 妊活、ホルモンバランスや自律神経を整える

ファスティング中に起きること

ファスティング中にケトン体が分泌され、脳波が「α波」になります。リラックスしているのに研ぎ澄まされた集中力があるような状態になります。
また、「βエンドルフィン」も脳から分泌されます。βエンドルフィンは、神経伝達のための脳内物資で、「脳内モルヒネ」や「脳内麻薬」とも呼ばれています。
幸福感、集中力、想像力、思考力をアップさせるともいわれています。いつも浮かばないアイデアが生まれたりしやすいです。
作詞や作曲、絵を描いたりするアーティストは、ファスティングにより創造性を高めて新しいアイデアをひらめきやすい状態にして創作活動をしています。
一流のスポーツ選手も細胞レベルで若返らせ整えて、集中力も高め、試合に臨んでる方が多くいます。

【口コミ】ファスティングの結果

わたしは、数か月に1回のペースで定期的なファスティングを行っています。2か月後に行うこともあれば、半年後になることもあり、その年によっても違います。

今回のファスティング結果をご紹介していきます。準備期2日間+断食期5日間+回復期3日間のプランで行いました。

体重・体脂肪率などの計測は、起床後すぐに毎日行いました。なので、その日の成果が翌日の数値に表れるということです。よって、回復食3日目の結果は、終了日の朝として表現されています。

では、結果をご紹介いたします。

体重(kg) 体脂肪率(%) 皮下脂肪率(%) 骨格筋率(%) 内臓脂肪レベル 基礎代謝(kcal) 体年齢 便通 睡眠 歩数
準備期① 基準値 基準値 24.5 25.8 3 1,218 基準値 7.0時間 9,070歩
準備期② -0.8 -0.6 24.0 26.1 3 1,208 -1 7.5時間 7,002歩
断食期① +0.1 +0.3 24.2 26.0 3 1,209 ±0 7.0時間 7,571歩
断食期② -1.0 -0.3 23.7 26.1 2.5 1,194 -1 8.0時間 8,730歩
断食期③ -0.5 +0.3 23.8 25.9 2.5 1,185 ±0 8.5時間 6,922歩
断食期④ -0.3 +0.9 24.1 25.6 2.5 1,177 ±0 7時間 7,431歩
断食期⑤ -0.5 +0.3 24.1 25.5 2.5 1,168 ±0 × 6.5時間 16,547歩
回復期① -0.1 -0.1 24.1 25.5 2.5 1,167 -1 6.5時間 15,607歩
スッキリ大根 ±0.0 -1.6 23.3 26.1 2.5 1,176 ±0
スッキリ大根までの結果 -3.1kg -0.8% -1.2% 0.3% -0.5レベル -42kcal(ほぼ変わらず) -3歳

ファスティング5日間が終わり、回復食1日目の朝「スッキリ大根」した結果が《体重-3.1kg、体脂肪率-0.8%》でした。

《参考》【スッキリ大根とは】レシピと食べ方、食べるタイミング、効果について

体重は、順調に下がっていきました。一方で体脂肪率は、ファスティング中に電解質バランスが崩れて正しい結果にならないこともありますので、あくまで参考程度に受け取っていただければと思います。

通常食に戻して3日後くらいから、身体が同じ状態に戻り、体脂肪の結果も安定します。と言っても、そもそも体脂肪率は年齢や性別、電気抵抗値で予測値を出しているものなので、あまり正確な数値ではなく、常に参考程度と思っておくのが賢明です。

それに体脂肪率が上がったとしても、排泄物やむくみが排出されて、一気に体重自体も落ちているので「体脂肪」そのものが増えたのではなく、体全体に対しての割合が変わっただけです。

また、皮下脂肪率は-1.2%も減りました。どこまで正しいデータかという点もありますが、体重も減っていて、その全体量に対して皮下脂肪率が減ったことはすごいなと思います。骨格筋率は少し上下しつつ安定していました。

内臓脂肪レベルは0.5レベル下がりました。基礎代謝は、ほぼ変わらずで、食事をとっていない割にかなり維持できていると感じます。正しくミネラルファスティングを行えば基礎代謝は落ちません。

体年齢は、3歳下がりました。普段、毎日計測していますが、上りも下がりもしないのですが、ファスティングをしたときだけは下がります。

ちなみに、おなかの1番でている下腹の部分が「-8.0cm」一番くびれている部分も「-9.0cm」もへこみました。

お通じと睡眠時間は、健康の目安として書いておきました。体感としては、ファスティング1日目と2日目は眠くて、3日以降からスッキリ目覚めていきました。

ファスティングの期間に、運動や筋トレはしていないのですが、運動量として歩いた歩数を記録しておきました。

つづきの回復食までの結果は次の通りです。

体重(kg) 体脂肪率(%) 皮下脂肪率(%) 骨格筋率(%) 内臓脂肪レベル 基礎代謝(kcal) 体年齢 便通 睡眠 歩数
回復期① -0.1 -1.8 24.1 25.5 2.5 1,167 ±0 6.5時間 15,607歩
回復期② +0.1 +0.2 23.5 26.0 2.5 1,177 ±0 8時間 9,188歩
回復期③ +0.7 -0.6 23.4 26.3 2.5 1,190 ±0 7.5時間 7,380歩
回復食終了 +0.1 -0.1 23.3 26.3 2.5 1,192 ±0 7.0時間 9,476歩
回復食までの最終結果 -2.2kg -1.3% -1.2% -0.5% -0.5レベル 26kcal(ほぼ変わらず) -3歳

回復食も含めた最終結果、《体重-2.2kg、体脂肪率-1.3%》でした。

今回は回復食で少し食べ過ぎてしまいましたが、いったんデトックスが完了してスッキリです。明日から普通食になりますが、しばらくは健康的な食生活を心がけたいです。

わたしはプチお祝いということで、回復食あけの普通食にだいたいお寿司を食べます。質素なおうちごはんにも飽きていて外食をしたくなりますが、添加物や油の質なども気になります。色々と考えた結果、ヘルシー系ご馳走といえばお寿司かなと思っています。

では、具体的に準備期2日間、断食期5日間、回復期3日間の過ごし方についてご紹介していきます。



【準備期】2日間

準備食は、スポーツをする前の準備運動のような期間です。徐々に身体を慣らしていくことでスムーズに断食期に進めます。

普段の食生活が荒れている方は、準備期を3~5日間など長めのとって取り組むのもおすすめです。専門家の指示に従いましょう。

準備食の2日間は「マゴハヤサシイワ」を基本としたメニューで過ごします。マ、ゴ、ハ、ヤ、サ、シ、イ、ワ、の8種から、それぞれエントリーするような献立が理想です。

しかし、全部がきっちりそろっていなくて全然問題ありません。あまり気にしすぎず、質素な和食をイメージして食べましょう。

【マ】豆類 大豆、味噌、豆腐、高野豆腐、おから、油あげ、きな粉、小豆、黒豆、そら豆、インゲンマメ、ひよこ豆、レンズ豆など
【ゴ】ゴマなどの種子類 ごま、ナッツ、くるみ、栗、ぎんなん、松の実、落花生、ピスタチオ、アーモンドなど
【ハ】発酵食品 納豆、味噌、醤油、ぬか漬けなど
【ヤ】野菜類 緑黄色野菜、淡色野菜、葉野菜、根菜などできれば赤・緑・白の野菜
【サ】魚類 切り身、小魚や貝類など丸ごと食べられる魚介類など
【シ】シイタケなどキノコ類 しいたけ、えのき、まいたけ、なめこ、まつたけ、エリンギ、きくらげ、マッシュルームなど
【イ】イモ類 じゃがいも、さつまいも、里芋、長芋、かぼちゃ、こんにゃく、春雨、くずきりなど
【ワ】ワカメなど海藻類 わかめ、ひじき、のり、もずく、昆布、あおさ、ところてんなど

「マゴハヤサシイワ」について詳しくは、こちらの記事でご確認ください。

《参考》【マゴハヤサシイワとは】その意味と、献立の立て方・栄養

さかなに関しては海洋汚染などの影響を懸念する考えもあり、大きい種類は避ける方がベストです。サンマ以下程度の丸ごと食べられるサイズの魚がおすすめです。サンマ以外には、しらす、ししゃも、アジなども良いと思います。

なお、添加物やカフェイン、たばこ、アルコールは控えるとより良いです。可能ならお惣菜やコンビニ食なども避けるとベストです。

《参考》【本の要約】食品の裏側(食品添加物の神様、ミートボール事件の内容)

《参考》【カフェイン】摂取量と効果、中毒症状・離脱症状・頭痛が起きる理由

わたしの場合は、準備食に食べられるものを何品か用意しておいて組み合わせで食べます。キッチンにいたり、冷蔵庫を開けたり「食」関係にふれない方が、無駄な食欲を触発せずに穏やかに過ごせます。

もともと自炊をしないので、料理をするのが面倒だという方には、ごはん+味噌汁だけでも充分です。

【準備期】1日目

ファスティング_準備食①

しそと生トマトのリゾット、きのこソテー、ニラ玉の味噌汁です。

準備食1日目は、添付の写真のような食事を3食いただきました。色々と作ると食べたくなってしまうので、いくつかの食材を組み合わせて似たようなメニューで過ごします。

準備期の1日目は、普段よくスイーツを食べるので「甘いものが食べたいな~」と思いつつ、この数日間だけでもリセットしようと思い我慢することができました。

今後一切スイーツ禁止だと思うとゾッとしますが、普段は食べてもOKにしている分、ファスティング期間だけは食べずにしっかりデトックスしていきます。

「今日からは頑張るぞ」と事前に心構えを持つことでスムーズに準備期をスタートさせることができます。そして次の断食期にバトンをつなぐことができます。

おなかが空く感覚がありますが、あたたかいルイボスティーで潤しながら過ごすことができました。

《参照》【口コミ】エルバランシアのルイボスティー定期購入~休止・解約まで

【準備期】2日目

ファスティング_準備食②

トマトとしそのサラダ、ニラ玉の味噌汁、とろろ焼き、です。昨日のニラ玉の味噌汁を1食空けてまたいただきました。連続だと飽きますが、1食空けると新鮮な気持ちで食べられます。

ちなみに、味噌汁を数日に分けて飲む場合は、味噌はそのとき飲む分だけお椀で溶かして、加熱しすぎない新鮮な状態でいただきましょう。残りは味噌を入れていない状態で冷蔵庫で保管しておくと何回も作る手間が省けます。

準備期1日目と同様に、作り置きしたものを食べて過ごして、キッチンに立って余計な食欲を触発しないように過ごします。

普段よりも少ない食事を1日過ごすだけでも、もう身体が軽くなり始めているのを感じます。完全に消化されて目覚めている感覚があり、寝起きもスッキリでした。

わたしは熱々の食事が大好きで、せっかちなので「できたてのうちに食べよう!」なんて思って早食いになりがちです。

しかし準備期は、熱々とかは気にせず、ゆっくりよく噛んで食べます。そうすると、いつもよりも少ない食事量でも一旦はおなかいっぱいだと感じますので、食事スピードと食べる量というのは本当に連動していると感じます。

食べ始めてから、しばらくしないと満腹中枢に刺激がいかないので、その仕組みが機能していることを感じます。

《参照》【要約】空腹こそ最強のクスリ:16時間断食の正しいやり方・ナッツの食べ方

【断食期】5日間

ファスティング_KALA酵素

今回「KALA酵素」という酵素ドリンクを使用しました。「KALA酵素」は、保存料、防腐剤、安息香酸系添加物、人口甘味料、着色料、香料などを不使用のこだわりの酵素ドリンクです。

生命力をもつ野生のハーブ、こだわり農法の新鮮な野菜や果物、酵素が豊富な奄美大島産青パパイヤや、約50種の乳酸菌及び酵母で発酵させています。

さらに、ファスティングの代謝やデトックスを効率的にサポートするマグネシム、MSM、L-カルニチンに加え、システインペプチド及び水晶から抽出されたシリカが配合されています。

チャレンジしたファスティングのプランをご紹介します。

  • 朝起きてから2時間に1回のペースで酵素ドリンクを飲む。
  • 年齢や体重、経験に合わせて設定した量のKALA酵素を飲む。
  • 濃縮マグネシウムを1日に2~3mlほど飲む。

こまめに酵素ドリンクを摂取できる環境の方や、血糖値が安定しない方は、酵素ドリンクをこまめの飲むのがおすすめです。

今回のファスティングでも2時間おきに1回のペースで酵素ドリンクを飲むことを基本としていますが、忙しいタイミングは1時間ほどずれてしまうこともあり、あまり厳密にしていません。

わたしは慣れているので問題ないですが、ファスティングプランはそれぞれの人に合った方法がありますので、酵素ドリンクを飲む量やタイミングは専門家に相談の上、決めるのが良いでしょう。

マグネシウムは、代謝をするのに重要な栄養素です。わたしは、ファスティング中にマグネシウムを取り入れることで便通がよくなっています。

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【断食期】1日目

《酵素ドリンク計6回》

9:00 11:30 13:30 16:00 18:00 20:00

準備期に、心身ともに準備が整っていたので、スムーズに断食期に入ることができました。

おなかは何回もぐーぐー鳴りましたが、空腹感でツライということはなく穏やかに過ごすことができました。

おなかがぐーぐー鳴っているということは、蠕動運動(ぜんどううんどう)している証です。消化した食べ物を、腸が収縮・弛緩(伸びたり縮んだり)をくり返して腸内を移動させ、体外へ排出する動きです。

しかし、おなかは既に空っぽになりつつあるので、若返りホルモンが出始めている頃でしょうか。ファスティング時のホルモンの働きなど詳しくはこちらの記事でご覧ください。

《参考》【ファスティングとは】断食との違い・ダイエット&デトックス効果

【断食期】2日目

《酵素ドリンク計6回》

9:00 11:00 13:30 15:30 17:30 20:30

ファスティングは何回経験しても、その時の体調や身体の状態によって体重の減りや、頭痛・ニキビなどの好転反応も違います。

今回、わたしがはファスティング2日目で少し頭が痛くなってしまいました。ホットのルイボスティーをたっぷり飲んで早めに寝て乗り越えました。

ファスティング中の頭痛は、塩分不足や普段カフェインを摂りすぎている方が多いと言われています。このような好転反応が起きた際にも専門家の指導に従って落ち着いて対処することが大切です。

ファスティング2日目くらいから「アディポネクチン」による脂肪燃焼効果が期待できます。アディポ(脂肪)+ネクチン(くっつく)という意味です。

アディポネクチンはダメージを受けた血管を修復することができ、血管を綺麗にしてくれます。医者でも治療が難しいと言われる毛細血管まで綺麗にしてくれます。

【断食期】3日目

《酵素ドリンク計8回》

7:00 9:30 11:30 13:30 15:30 17:30 19:30 21:30

ファスティング3日目は、頭がスッキリして集中力が上がりました。仕事に着手したり読書を始めると、パッと集中でき、気づけば1時間という感じで、普段よりも集中し始めるタイミングが早くなり、集中力も持続しています。

ケトン体によって、脳波が「α波」になったり、脳内麻薬と言われる「βエンドルフィン」が分泌されることによる効果でしょう。

この「ゾーンに入る」ような不思議な感覚をぜひ皆さんにも味わっていただきたいなと思います。

何かに集中している時間も長いので、「今日も食べていないんだよな~」など余計なことを考えることもなく1日が過ぎていきました。

【断食期】4日目

《酵素ドリンク計7回》

7:00 9:00 11:30 14:00 16:00 18:00 20:00

朝の目覚めが格段に良くなりました。過去のファスティングもそうでしたが、わたしは4日目あたりから急に睡眠時間が短めでスッキリ起床します。

3日目あたりまでは、眠くて早めに就寝したり、わりと良く寝る傾向があるのですが、4日あたりから睡眠時間が短くなることが多いです。

また、下っ腹がかなりぺったんこになりました。ポッコリおなかの解消がとんでもない勢いで進みます。おなかをへこませるには、腹筋をしたりなにかするよりも「食べない」ことが1番効果的なんだと感じます。

毎日どれだけのものを身体に摂りこんでいたのだろうと考えさせられます。

【断食期】5日目

《酵素ドリンク計6回》

6:00 8:30 12:00 15:00 17:00 19:00

昨日と同様にスッキリ目覚めて、適度な集中力のある状態で過ごすことができました。

本日は、朝起きて鏡を見たときに、顔色がいいと感じました。顔だけでなく腕など全身の肌の調子も良いです。もちっと柔らかい感覚です。

また、いつもより鎖骨がくっきり出てきました。鎖骨周辺の脂肪が落ちた可能性もありますが、むくみが取れたからかなという気がします。

鎖骨だけでなく、あご・首のあたり少しシャープになっていますし、全体的にスッキリしているのが体感できます。

身体も心も軽くてとてもいい気分です。やはり定期的なメンテナンスが必要です。



【回復期】3日間

ついに断食期が終わり、スッキリ大根をして、回復期に入ります。

おなかが空っぽの間隔や、身体が軽いこの感覚を噛みしめて、徐々に普通食に戻していきます。

ダイエット目的でファスティングをされる方は、回復期も糖質を控えめにするのがおすすめです。なお、回復期は動物性の食品は食べないようにしましょう。消化しやすい植物性食品で過ごします。

たんぱく質を含むお豆腐や、発酵食品のみそ、酵素を含むフルーツなどを中心に食べます。野菜類はよく煮て食べやすい状態のものがおすすめです。

実際にどのようなものを食べているのかを含めてご紹介していきます。

【スッキリ大根】

ファスティング_スッキリ大根

まずは、ファスティングによるデトックスのフィナーレ「スッキリ大根」です。

大根3分の1本・昆布1本をミネラルウォーター2リットルで煮たものを、梅干し3個をたたき梅にして一緒に食べます。

まず、たたき梅を大根を煮たスープに溶かして飲みます。そして、柔らかく煮た大根をよく噛んで食べます。これを繰り返します。

ファスティング_スッキリ大根_たたき梅

ファスティング_スッキリ大根_たたき梅スープ

スッキリ大根は、別名「梅流し」とも呼ばれています。レシピや詳しい方法、下記の記事でご覧ください。

《参考》【スッキリ大根とは】レシピと食べ方、食べるタイミング、効果について

ゆっくり噛みながら味わって食べていきます。早い方であれば、食べている途中からおトイレに行きたくなります。遅い方は食べ終わってから2~3時間後くらいに便意を催すかもしれません。

また、スッキリ大根から数時間以内は、ちょこちょとトイレに行きたくなる可能性があります。とにかくスッキリするので、ぜひご体験いただきたいです。

「宿便」の正体は胆汁

ファスティングをすると「宿便」が出ると言われますが、宿便の正体は胆汁です。

「宿便」とは腸の中に長年溜まっている便ではありません。腸も皮膚と同じくターンオーバーしますので、それはありえません。内視鏡で見ても、そのようなものは発見されていないそうです。

胆汁の役割のひとつとして、ビリルビンなど肝臓から出た老廃物を取り込み、胆汁酸などと一緒に十二指腸に放出します。

胆汁は、農薬や食品添加物、大気汚染に混じった有害金属類などの悪いものが溶け込みやすいです。普段はほとんどが再吸収されてしまう胆汁を一気に出して、新しい胆汁の生成を促すことができます。

宿便や胆汁の仕組みについて詳しくは下記の記事でご覧ください。

《参考》【スッキリ大根とは】レシピと食べ方、食べるタイミング、効果について

【回復期】1日目

ファスティング_回復食①

ゴールデンキウイ、さくらんぼ、豆腐、あおさの味噌汁です。

回復期は、消化器官が赤ちゃんのような状態と思って食べていきましょう。離乳食ではないですが、そのくらいのイメージです。消化に良いものを食べるのに加えて、ゆっくりよく噛んで食べることも忘れずに意識していきましょう。

スポーツでは、準備運動も大切ですが、クールダウンも大切です。回復期はそんな役割があります。

いつものお豆腐が濃厚な味に感じたり、フルーツの甘みも強く感じます。味覚がリセットされると塩分や調味料が少なくてもおいしく食べられます。

普段であれば絶対にお腹いっぱいにならない量でも満腹感を感じます。この感覚を味わいましょう。

【回復期】2日目

ファスティング_回復食②

りんご、ピンクグレープフルーツ、おくらとろろ、豆腐とわかめの味噌汁です。

段々と身体も慣れてきて、早食い+大食いに戻ってしまいがちですが、もう少し頑張ります。せっかく腸内細菌を追い出してリセットされた状態なので、善玉菌が優位な腸内環境に育てましょう。

食べ物のおいしさを再認識して、いろいろと食べたくなってしまいますが堪えましょう。どうしても、途中おなかが空いてしまうと感じたときは酵素ドリンクを摂って血糖値を安定させるのもおすすめです。

KALA酵素のようにホンモノの酵素ドリンクであれば、善玉菌のエサになって腸内環境も整えてくれます。

と、頭ではわかっているものの、段々と食べる速さや量が普段通りに近づいてしまい少し食べ過ぎてしまいました。おなかを下してしまうほどの量や、脂っこいものを食べるのはまずいですが、多少は許容範囲です。

【回復期】3日目

ファスティング_回復食③

ゴールデンキウイ、ピンクグレープフルーツ、れんこん・しいたけ・にんじんの煮物、もやし・大根・ニラなどのスープです。

ついに回復期も最終日です。昨日は調子に乗って少し食べ過ぎてしまいましたが、それでも体が軽く、良い睡眠がとれている感覚があります。

食べ過ぎたといっても普段の食事量に比べれば、普通か少ないくらいなので、やはり日頃いかに食べ過ぎているのかと感じます。

今日までは動物性食品を避けてに、魚を抜いた「マゴハヤサシイワ」を中心とした食事で過ごします。

ちょっと、質素な食事にも飽きてくる頃ですが、あと少しだと思って頑張ります。以前、回復期を設けずに、すぐにブッフェに行って食べ過ぎたことがあります。その際はおなかを下して大変でした。

正直、回復期を甘く見ていていました。せっかくのファスティングを台無しにしないようにしていきましょう。

基本的には、明日からは何を食べてもOKです。とはいえ、せっかく整えた身体を無駄にしないような食事で普通食をスタートしていただくことをおすすめします。

【まとめ】5日ファスティング

今回も、普段の食生活や生活習慣を見直すよい機会になりました。

意味もなくキッチンの付近に立ち寄ったり、冷蔵庫を開けそうになったりしました。日ごろから、ちょっとした隙間時間を使って食べ物を視野に入れようとしてる習慣があることに気づきました。

毎日、自炊した健康的な食事をすることは現実的ではありません。外食をすることもあれば、コンビニやスーパーのお惣菜に頼る日もあるでしょう。スイーツを食べたりお酒を飲む日もあります。

自炊をしていてもそうですが、農薬や添加物、排気ガス、海洋汚染の影響を受けた魚を食べるなど、様々な不要物質を摂りこんでしまいます。

ファスティングによって、普段は消化に使っているエネルギーを代謝に使って定期的にデトックスすることが大切だなと思います。

そうすることで、普段から過剰に気にすることなく、楽しく穏やかな生活が過ごせるのではないでしょうか。

ファスティングの成功には欠かせない「酵素ドリンクとして」売られている市販品の中には、砂糖などの糖類を水で薄めて植物発酵エキスを少し入れた「酵素ドリンク風ジュース」ものもあります。ホンモノの酵素ドリンクを一覧にしていますので下記のページもご覧ください。

《参考》【酵素ドリンクとは】ファスティング・ダイエットの効果とおすすめ3選

《参考》【ファスティング】ホンモノの酵素ドリンク

わたしは、ファスティング指導を行っていますので、ご興味のある方はお気軽にご質問・お問い合わせいただければと思います。

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