あなたは、ライフの「BIO-RAL」商品をご存知ですか?
- BIO-RAL(ビオラル)とは?
- ビオラル「有機JASトマトケチャップ」とは?
- どんな特徴があるの?
わたしは、オーガニック食品が好きな栄養士です。栄養・食事に関するアドバイスや、ファスティング指導をしています。
そんなわたしが、スーパーライフが展開するブランド「ビオラル」の有機JASトマトケチャップについてご紹介していきます。
「BIO-RAL」とは
BIO-RAL(ビオラル)とは、四葉のマークが目印のスーパーマーケットのライフコーポレーションが展開しているプライベートブランドです。
からだに優しい素材や製法、健康や自然志向にあわせた商品を展開しています。
スーパーのライフでビオラル製品の取り扱いがあり、ビオラルコーナーがある店舗もあります。また、ビオラルの店舗も出ていて首都圏や関西に数店舗展開しています。
ビオラルの商品シリーズは割とリーズナブルでご近所のスーパーでも手に入るお手軽さが魅力だなと思っています。
ビオラルは、自然の恵みをいかしたオーガニック食材を原料にした商品や、無添加、健康にこだわった体にやさしい商品を取り揃えています。
《参考》【BIO-RALとは】スーパーマーケット「ライフ」プライベートブランド
普段からお世話になっているビオラルシリーズですが、今回は「有機JASトマトケチャップ」をご紹介します。
「有機JASトマトケチャップ」
ビオラル「有機JASトマトケチャップ」の特徴をご紹介していきます。
- 真っ赤に完熟した有機トマトを使用
- さらに有機りんご酢、有機砂糖を使用
- 酸味を抑え、まろやかな味
実際に食べた感想としては、味も色もごく普通なおいしいケチャップです。ほどよい甘みと酸味でいいバランスです。ケチャップのもったり感もちょうどよく扱いやすいです。
ボトルタイプなので冷蔵庫に保管しやすく、パッとフタをあけて使えるので料理にも使いやすいです。
「有機JAS」認定オーガニック
農林水産省に登録された登録認証機関が、「有機JAS規格」に適合していることを検査し、認証された者のみが有機JASマークの表示を行うことができます。
「自称オーガニック」ではなく、第三者機関が入った「認証オーガニック」商品ということです。
「原材料」
有機トマト(アメリカ)、有機砂糖、有機りんご酢、食塩、たまねぎ、香辛料 |
材料のメインとなるトマト、砂糖、りんご酢は有機栽培(オーガニック)のものを使用しています。
その他、保存料や着色料などの添加物も不使用な商品ですね。
「ワンタッチキャップ」
風味を保つため、完全密封してあります。これは、他のケチャップでもよく見られるアルミシールがついているパターンです。アルミシールを剥がしてから使い始めます。
ワンタッチキャプが使いやすいということでパッケージに記載されていますが、これも他のケチャップにもよく見られるタイプだと思います。
「商品情報」
名称 | 有機トマトケチャップ |
原材料名 | 有機トマト(アメリカ)、有機砂糖、有機りんご酢、食塩、たまねぎ、香辛料 |
内容量 | 300g |
保存方法 | 直射日光を避けて常温にて保存してください。 |
製造者 | ハグルマ株式会社(和歌山県紀の川市西三谷717) |
製造場所 | 和歌山県紀の川市桃山町調月1758-8 |
アレルギー物質 | りんご |
「栄養成分表示」
「栄養成分表示」100g当たり
- エネルギー:113kcal
- タンパク質:2.2g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物:25.7g
- 食塩相当量:3.3g
使用上の注意
「比較商品」
トマトケチャップといえば王道の「KAGOME(カゴメ)」からもカゴメ有機トマト使用トマトケチャップが販売されています。
- 有機トマト・有機たまねぎを使用している
- 「カゴメトマトケチャップ」と比較して塩分30%カット
- にがりを含む天日塩を使用
名称 | カゴメ有機トマト使用トマトケチャップ |
原材料 | 有機トマト(アメリカ又はイタリア)、砂糖、醸造酢、食塩、有機たまねぎ、香辛料 |
内容量 | 300g |
ビオラルは、砂糖とりんご酢も有機栽培ですが、カゴメはトマトとたまねぎが有機栽培ですね。
ちなみにカゴメは有機JAS認定は取得していないようです。
- エネルギー:116kcal
- タンパク質:1.1g
- 脂質:0g
- 炭水化物:28.0g
- 食塩相当量:2.2g
「カゴメトマトケチャップ」と比較して塩分30%カットしているそうですが、ビオラルのケチャップと比較しても、塩分が低いですね。
原材料やカロリーなどの栄養成分自体は、そんなに大きく変わりません。しかし、農薬や添加物を避けたい方、オーガニックを好んでいる方であれば、有機JAS認定をとっているという点では、ビオラル製品の方が安心だと思います。
あとは、味のお好みなどで選択するのも良いでしょう。2つ同時に購入して、同時に味比べをしたことはないのですが、気になる方はぜひお試しください。
国産トマトで作った「トマトケチャップ」
ビオラルシリーズから、オーガニック(有機栽培)ではない、ケチャップも販売されていますので、おまけでご紹介します。
リコピン値の高いケチャップ用の品種の国産トマトに、水を加えずケチャップを作っています。
砂糖には粗糖、酢にはりんご酢を使用したトマトの旨みが凝縮したトマトケチャップです。
名称 | トマトケチャップ |
原材料 | トマト(国産)、砂糖、りんご酢、食塩、たまねぎ、香辛料 |
内容量 | 380g |
- 国産トマト・国産たまねぎを100%使用
- 粗糖(非精製)、りんご酢を使用
- 食品由来の水分のみ使用
- 着色料、保存料を不使用
食品由来の水分のみ使用と書かれているので、他のケチャップは、食品から出る水分以外にも加えられている商品が多いのでしょうか。いくつかの商品を調べてみましたが、そのような商品は見つかりませんでした。
そもそも、原材料に「水」は表記しなくてもOKということで、あえて記載してるメーカーはあまり存在しないと推測されます。炭酸水やミネラルウォーターのように水そのものが商品あるような場合は、記載しているメーカーが多いようです。
また、着色料・保存料を不使用とありますが、他のケチャップもいくつか調べてみましたが、使用されているケチャップは見当たりませんでした。
○○不使用、○○無添加などのアピールをしている商品はうれしくて、つい購入してしまうのですが、一方で注意が必要です。
たとえば、ミネラルウォーターに「着色料不使用」と記載されていたらどうですか?そもそもミネラルウォーターって色のついいる商品でなはなく、他のミネラルウォーターも着色料は不使用ですよね。
そのように、本来「不使用」が当然な商品にも「○○不使用」とあえて当たり前のこと記載することで、自然派やオーガニック好き、健康志向の人にアピールしている商品もあります。
法律で規制するようになっていますが、日本では反対の動きがあり、他社と比較しても「○○不使用」「○○無添加」は優位なポイントだったとしてもそのようが表示ができなくなっていく方針です。
それは、添加物は害がない範囲で使用される分には問題ないので、不使用・無添加アピールをしにくくするというものです。
《参考》【無添加の表示禁止・基準】食品添加物の不使用表示ガイドライン要約
おすすめ「ケチャップ」メニュー
この写真は、オリーブオイルたっぷりで焼いたプレーンオムレツに、ビオラルの有機JASトマトケチャップをかけたものです。シンプルでおいしいです。
《参考》【ライフBIO-RAL】大切に育てた やさしい さくら色のたまご
ケチャップは、ついつい冷蔵庫の奥にしまったまま賞味期限が近付いている、なんてことがありますよね。
「オムライスの時に使って以来、ケチャップの出番がない」なんて方にもおすすめのケチャップ活用法をご紹介していきます。
「炒め物」
野菜炒め、エビチリ、春雨炒め、ポークソテー、鶏肉玉ねぎ炒め、なす炒め、ピーマンソーセージ炒め、厚揚げ炒め、スクランブルエッグなど、様々な炒め物に活用ができます。他の材料をたくさん入れなくても、すぐに味が決まりますよ。
ケチャップ味にして、いつもの味に変化を加えてみてはいかがでしょうか。
「煮込み」
ロールキャベツ、牛肉煮込み、鶏肉煮込み、手羽先煮込み、スペアリブ煮込み、大豆煮込み、大根ツナ煮込み、ラタトゥイユ、ビーフストロガノフ、ビーフシチュー、ミートボールなどです。
煮込み系で、ケチャップの酸味が強いと感じるときは、豆乳や牛乳を少し入れるとトマトクリーム風になっておいしいですよ。
「ご飯・パン・麺類」
オムライス、ケチャップライス、ライスコロッケ、リゾット、ピザトースト、めだまやきトースト、ナポリタン、ミートソースパスタ、ミーゴレン、エスニックラーメンなどです。
ご飯、パン、パスタ、米粉麺などの炭水化物にはケチャップ味がとても良く合いますよね。
【まとめ】ビオラル有機JASトマトケチャップ
せっかく健康を気づかって自炊をしていても、毎日使用する調味料が添加物や農薬が含まれていては、なんだかもったいないですよね。
食べるものを全てオーガニックなものにしようとすると食材の調達も大変ですし、費用もかかります。しかし、せめて毎日のように使用する調味料は、体にやさしいものにするというのはおすすめです。
特売の安いお醤油やみりん、味噌などは、添加物たっぷりである可能性が高いです。特に、出汁入りの味噌や、出汁醤油などの便利に加工されている商品は要注意です。
なお、たくあん、ハム、ベーコン、明太子、減塩梅干し、インスタントラーメン、コーヒーフレッシュなども要注意です。
それらについては以下の記事でご覧ください。食品添加物の神様と言われた安部さんの本を要約した記事です。
《参考》【本の要約】食品の裏側(食品添加物の神様、ミートボール事件の内容)
オーガニックや無添加の商品もまとめています。
《楽天ROOM》オーガニック情報館