【本の要約④】食品の裏側2 実態編:添加物との付き合い方・減らす方法

あなたは、どのように「食品添加物」と関わっていますか。

  • どうやって添加物と付き合えばいい?
  • 添加物を減らす食生活とは?
  • 外食やお惣菜など出来合いの食品との関わり方

わたしは、ファスティング(断食)指導や、食事アドバイスをしている栄養士です。

本記事では「食品の裏側」の続編である「食品の裏側2実態編」という著書の内容を要約しています。

まずは以下の記事で、①激安ハンバーグ弁当に使われている添加物と、②それ以外にも添加物なしには作れない食品、③危険性や認定方法について解説をしてきました。

《参考》【本の要約①】食品の裏側2 実態編:ハンバーグ弁当に使われる食品添加物

《参考》【本の要約②】食品の裏側2 実態編:「添加物なし」に作れない食品

《参考》【本の要約③】食品の裏側2 実態編:添加物の危険性と安全性、認定法

続いて、本記事で最終章です。添加物との付き合い方について要約していきます。

「添加物」との付き合い方

食品の裏側2 実態編_本の表紙

いかに加工食品に添加物が使われているのかということ、危険性や安全性の捉え方を解説してきました。気になる方はまず、上記にあります《参考①~③》を先にご覧ください。

では、その添加物とどのように付き合っていくのが良いのかをお伝えできればと思います。

《著書》食品の裏側2 実態編 やっぱり大好き食品添加物

「安全性」の捉え方

なぜ、安全性が疑問視されている添加物が使い続けられているのでしょうか。それは、明確な危害が出ていないからです。

食べてすぐに体に異常をきたすとなれば、最初から許可されません。しかし、そのようなすぐに分かる危害が出ていなければ安全と言えるのでしょうか。

「白黒」ハッキリさせられない

1つの添加物について、ある学者グループは安全、ある学者グループは危害があると発表することもあります。

たとえば、カロリーオフの清涼飲料水によく使われる合成甘味料「アスパルテーム」などは、ずっと有害性の理論が続いています。

《参考》【人工甘味料とは】種類一覧と危険性、メリット・デメリットのご紹介

専門家でもなかなか結論が出ない状況で、わたしたちに判断がつくはずもありません

シロかクロかはっきりさせられないならグレーということで、いいかもしれません。それを踏まえて、わたしたち消費が選択できるようにすべきだと思います。

「99.99%安全」は安心?

「安心・安全」という言葉は、語呂もよく、色々な業界の企業PRのために使っている言葉です。

しかし、「安心」と「安全」は別物です。

「安心」 不安材料がないこと。心配のないこと。
「安全」 危害がゼロであること。危険がないこと。

安心は心情的なことで、安全は理化学データに基づいて「危険がゼロ」と証明されたということです。

現実的には、限りなく危険をゼロに近づける努力をしているということです。99.99%ということは、一見安全そうですが、1万回に1回の危害が起こるリスクがあるということです。

「条件付き」の安全

食品添加物の安全性は安全性試験によって厚生労働省が認めています。しかし、それは条件付きです。

  • 添加物の安全性試験では動物実験しか行われていない
  • 食品添加物の単品(一物質)のみの試験である
  • 安全試験を行った時代の水準での判断である

医療技術、分析機器の精度の水準は年々変わっていきます。1948年に認可が始まっているので、パソコンもない時代に認可された添加物もあります。

添加量を肯定する方は、基準値内だから大丈夫。という考えですが、それはどうなのでしょうか。

数値化基準は必要ですが、「安全と危険のボーダーライン」ではないはずです。あくまで危害の目安と捉えるべきです。

たとえば、時速100kmと定められている高速道路で時速99kmは違反ではないが、101kmは違反というのと同じです。実際には、時速99kmも、101kmも事故の危害の大きさは変わりません。

「添加物の3原則」

添加物を付き合うために大事なことは次の3原則に集約できます。

添加量のみならず、農薬、環境物質、放射性物質などわたしたちが化学物質と付き合う際にも当てはまることです。

  1. メリットとリスク
  2. 二者択一の覚悟
  3. 優先順位

① メリットとリスク

メリットとリスクを同時に考える必要があります。食品が安くて、簡単に食べられて、便利で、キレイ、おいしいのは添加物のおかげです。

その一方で、添加物そのものと、塩分、糖分、油分を摂りすぎてしまうこと、食べ物の尊さを忘れてしまうことは、添加物のせいです。

たとえば、日本では自動車事故で4000人以上が尊い命を落としています。排気ガスはCOを含む毒ガスで、微粒子は発がん物質です。CO²は、地球温暖化の要因の一つとなっています。

しかし、「自動車をなくそう」という議論は起こりません。自動車を使うメリットが、リスクを大きく上回っているからです。

メリットを享受するために、同時に発生するリスクをできるだけ小さくする努力をしているのです。

② 二者択一の覚悟

メリットとデメリットを踏まえた上で「二者択一の覚悟」をしなくてはなりません。

コンビニやファストフード、調理済み食品、インスタント食品などで、便利に簡単に食べられます。

しかし、ここで摂取することになる添加物は100種類や200種類以上です。さらに、家庭で食べるよりもはるかに多い塩分・糖分・油分を摂取することにもなります。

たとえば、同じ会社の社長と副社長は、同じ目的地に行くために飛行機を使う場合、同じ飛行機には乗らないということがあります。それは、もしもを懸念してのことです。

現在でも飛行機に乗った時は、安全ベルト・酸素マスクの装着方法を必ず説明してくれます。目的地に早く着けるというメリットの裏側に落ちるというリスクの覚悟を持つ必要があるのです。

また、少しでも天候が不順になると決行しますが、これは起こるかもしれないリスクの回避です。

③ 優先順位

安さ、簡単・便利さ、きれい、おいしさ、を優先させることは、食品添加物を多種多量に摂ることです。

食品添加物が嫌なら時間をつくってできるだけ自分で料理をつくるしかないのです。

添加物をたくさん摂れば、時間ができ、安い食費ですみます。しかし、自分にとって、家族にとって何が大切なのか、優先順位を考えてみましょう。

食品の安全は歴史の中にある

添加物は、安全性試験を行いますが、その中に「催奇性テスト」というものがあります。ネズミなどに添加物を食べさせて、子どもに奇形が出るかどうかを調べるのです。

この試験は通常2世代まで見ますが、3世代まで見るべきという意見もあります。母親、その子ども、孫の世代と3世代に渡ってその物質を与え続けるのです。

そして3世代に渡って異常がなければ「この化学物質は安全だろう」と判断するのです。

これを人間で考えてみると、人間の3世代は約100年です。つまり、人間が100年以上もの間、食べ続けてきたものは安全性が確立されているとも考えられます

わたしたちが100年以上に渡って食べ続けてきたものといえば、和食です。

和食は2000年以上かけて作りあげてきたと言われる日本の伝統食です。今ある和食は、果てしない人体実験を繰り返してきた結果の集大成とも言えます

添加物でいうと、日本人が何世代も摂り続けている豆腐の「にがり」や、ふくらし粉の「重曹」などは、普通の使い方では安全性がほぼ証明されている添加物だといえるでしょう。

究極のところ「食の安全性は歴史の中にしかない」と考えられます。

すべての添加物が危険ということではありませんが、安全とも断言できず、「今のところ明確な危害はでていない」ということしか言えないのが現状です。

消費者も「添加物・農薬」を求めている

これだけ添加物が使われるのには大きなメリットがあるからです。すでに紹介済みですが、改めてまとめます。

  1. 「安い」増量、置き換え、輸入品。
  2. 「簡単」だしも料理も作らなくていい。
  3. 「便利」いつでも買えて、長期保存。手間いらず。
  4. 「きれい」色や形がきれい。
  5. 「おいしい」つくられた濃い味。

「添加物はイヤだ」とおっしゃる方も、実際に消費者が買うものの優先順位はこの5つに集約されるのです。

日本にあるものなのに、「安さ」のためにわざわざ輸入します。外国の原料で現地で加工し、できあがった調理済み食品を輸入のためのエネルギーを使って運びます。

輸入の冷凍調理済み食品も、コンビニ弁当も、真空パックのおかずも「安くて便利」なのでみんな大好きです。

お茶も500mlのペットボトルでは1本150円程度しますが、家でつくれば市販の10分の1以下のコストです。

安さが求められる一方で、面倒だから高くても便利なものを買うという矛盾もみられます。安くて簡単で便利でキレイでおいしくて添加物がゼロは成立しません

「生協」の優先順位

「生協は、安全にこだわった食べ物で、添加物が少ない。」との認識でしょう。ただし、生協の組合によって方向性や取り組む姿勢は様々です。

価格の安さ、商品数、調理済み食品を増やそうとすると、添加物、農薬、輸入品の問題が立ちはだかります。

したがって、最初から加工食品、調理済み食品を取り扱わない素材中心の生協も存在します。しかし、その組合員数は少なく、新規加入者も見込めません。

逆の言い方をすれば、添加物、農薬、輸入品を使えば組合員のニーズに応えられ、加入者が増えるということになります。

ペナルティー制度

ある生協では「売価補償」の罰金制度が存在します。納入者が、何らの理由で半日あるいは1日納品が遅れたとします。すると、生協はペナルティーとして「その商品の販売価格×納品予定数」の罰金をとるのです。

たとえば、70円で納入し、生協が100円で販売している商品が1万個納期に遅れた場合、100円×1万個=100万円の罰金を請求します。

一般のあるスーパーや、会員制度の宅配業者もこのような罰金制度を取り入れています。大手スーパーや大手専門店にありがちな優先的立場の乱用です。

グリーンコープ、生活クラブ生協や、宅配の「らでぃっしゅぼーや」では、スタッフが会員の方に電話で事情を説明して対応するので、このような制度はありません。

《参考》らでぃっしゅぼーや公式ページ

本当のサービスとは

本当にいい食品とは、安全で安心しておいしく食べられる食品です。

ところが、今の日本人の要求は、本質的なことよりも、付帯・付属の部分にめがいってしまっているのです。

見た目はきれいか、形がそろっているか、売り場のディスプレイはどうか、あるいは宅配の場合は時間通りに持ってくるか、ポイントがたまか、などです。

これらの付属の部分は、後回しの付加価値なのに、そこが食品選びの基準になっていることがあります。

見た目と利便性、作業効率ばかりを追求するから、添加物や農薬を大量に使って、地球にあらゆるところから持ってくるという、ねじれた構造が生まれてしまいます。

おいしくて安全な野菜や食べ物は、国内でもつくられているのに、消費者の意識が変わらない限り、日本はいつまでも農薬天国、添加物天国が続くことでしょう。天国というより、地獄かもしれません。



「添加物」を減らす生活

添加物について知れば知るほど「では何を食べればいいんだろう」と思ってきますよね。しかし、そのように思う方は、普段から食事を誰かに作ってもらったり、加工食品に頼っていた人ですよ。

添加物を減らすコツを3つ紹介します。

  1. 「むだ買い」を考え直す
  2. 「素材の味」を知ろう
  3. 「家事」をしよう

①「むだ買い」を考え直す

ポン酢、めんつゆ、合わせ酢、鍋の素、焼肉のたれ、ドレッシングなどの合わせ調味料、便利調味料が、冷蔵庫にたくさん並んでいませんか?

これらは、大変便利な存在ですが、添加物もたくさん使われています

値段も安くありません。「○○鍋の素」は1袋300円くらいはしますよね。自分で作れるし、そうすれば50円以下ですみます。

「自分で作るなんて面倒くさい」というけれど、食事に必要な分だけをちょこちょこと作るだけなら何分もかかりません。つくり方を知らないから、むやみに難しく思えるのです。

スーパーの安いプラントベース商品は、裏側の成分表示を見ればそのカラクリがわかります。ずらりと並んだ添加物がそのことを物語っています。

また、冷凍食品の半額割引は、客寄せのための演出です。メーカー、スーパーも半額を見越しての利益は確保しています。

少しがんばって手作りしたら、家族の味覚もしっかりしたものになります。

「加工度が高い」ほど添加物が多い

加工食品の加工度が高くなるほど、添加物が多くなります。

たとえば、五目煮です。にんじん、里芋、レンコン、ゴボウ、などを丸大豆しょうゆ、自分で作っただし、砂糖、純米みりんなどで味付けして作れば添加物はゼロです。

そのかわり、手間と時間はかかります。皮をむいて、気って、調味料を入れて煮込む必要があります。

しょうゆやみりんも「もどき商品」ではなく、本物を使い必要があります。もどき調味料については以下の記事でご覧いただけます。

《参考》【本の要約②】食品の裏側2 実態編:「添加物なし」に作れない食品

もう少し調理を簡単にしたければ、五目煮の水煮パックを買ってくればいいのです。これは、五目煮に必要な根菜類を洗って皮をむいてカットしてパックにしたものです。

日持ちもするし、調味料で煮込めばいいだけです。包丁もまな板もいらないし、皮などの生ごみも出ません。

しかし、皮をむいて切った野菜は傷みやすく変色しやすいので、きれいに見せて流通に耐えさせるために10~20の添加物が入ります。

もっと便利で手軽な方法としては、トレーや真空パックに入った調理済みがあります。これはすべての工程を加工業者が行うので調理の分だけ添加物が上乗せされて30~50ほどの添加物が入ります。

つまり、野菜を切って自分で作る人は「添加物ゼロ」、水煮から作り始める人は「10~20の添加物」、調理済みを食べる人は「30~50の添加物」を摂ることになります。

外食産業

加工食品・外食産業というのは、手間賃産業です。食材のそのものの価値は20%くらいで、残りの80%は人に払っているお金です。

外食産業は、値段の25~30%が材料費です。コンビニ、スーパーで売られている加工食品や調味料は、材料費が20%くらいでないと合わないのです。

メーカーとして1番お金がかかるのは人件費です。次に、電気・ガス代に建物・機械の償却費と続きます。それらをもろもろ換算すると20%でもきついのです。

外食しないで自分でつくればその30%ですみます。家族4人でファミレスで食事をとれば、やすい所でも1人700~1000円はかかります。

これを自宅で同じものを作れば、材料費は200円ほどですみます。大量の添加物を摂取することもありません。

②「素材の味」を知ろう

とあるお母さんが、急に「だしの素」を使うのをやめたら、夫や子どもから「おいしくない」と言われてしまったそうです。味覚が添加物に慣れてしまっていたのです。

「だしの素」を使う量を2分の1、3分の1と段階的に減らしてかつお節に変えていったら、家族は全然気づかなかったそうです。

半年くらいして、お母さんの妹さんが来たときに料理を作ったそうです。そのとき、みそ汁を飲んだ子どもたちが顔を見合わせて「おかしい」と言ったそうです。

妹さんが台所に残っていただしの素を使っていたのです。

つまり、半年間で子どもの味覚は見事に戻っていたことが分かります。

「ファストフードはよくない」「スナック菓子を食べさせたくない」と言うお母さんは多くいます。しかし、インスタント食品やだしの素で覚えさせられた、作られた強い味に慣れた舌には、自然な味はおいしいと思えないのです。

ひとたび、もとの味覚に戻った子どもたちは、ファストフードやスナック菓子を受け付けません。

③「家事」をしよう

お母さんだけが料理や家事の担当という考えはなくして、みんなで分担しないと「手づくり」は実現しません。せめて、トイレ掃除やお風呂掃除はお父さんの担当にしたりと役割分担しましょう。

手づくりはたしかに面倒で、一度崩れるとどんどん怠惰な方向にいってしまいます。

毎日作っている人は「当たり前のことだから面倒だと思わない」と言いますが。かつて毎日作っていた人も、一度お惣菜やレトルトに慣れてしまうと、手作りなんてやってられないと思ってしまいます。

だからこそ、家族の協力が必要です。ひとり暮らしでも、まずは炊飯器でご飯さえ炊いてしまえば、どうにかなるものです。できることから始めてみましょう。

著者の食べ方

著者の安部さんが気を付けている「食べ方のコツ」を紹介します。

「ひふみの原則」

  • 「ひ」非伝統的なものを控える
  • 「ふ」不自然な食べ物を控える
  • 「み」未経験なものを控える

この原則さえおさえておけば、化学物質の毒性とか、新しく認可された添加物がうんぬんといった悩みから解放されます。

「昭和そうす」

  • 「しょう」小食
  • 「わ」和食
  • 「そ」粗食
  • 「うす」薄味

つまり、小食で粗食で薄味の和食を基本にしています。薄味になれると外食やファストフードは味が濃すぎて食べられなくなるそうです。

あとは、とにかく野菜です。家で食事をする際は半分以上が野菜だそうです。肉はだし的な意味合いで使うくらいで、肉がメインになる料理は1か月に1度あるかどうかといった程度です。

たとえば、肉がメインになる料理とは、焼肉、ステーキ、トンカツ、しゃぶしゃぶなどです。

和食が世界文化遺産に認定

国連と米国のFDAが合同で米国の「生活習慣病を救う食べ物はなにか」ということを調査したそうです。

世界80か国くらいを調べたうち、結論として導かれたのが「日本の昭和30~40年代」の食事だったそうです。

日本の伝統食の何が優れているかというと、旬の野菜をふんだんに取り入れている点だと思います。日本食の技法、色彩、栄養バランスのほか、伝統的な発酵食品である調味料のみそ、しょうゆも誇るべき食文化のひとつです。

米国のセレブもこぞって和食を摂り入れています。マドンナさんをはじめ、トム・クルーズさん、ヒラリー・クリントンさんも和食の信奉者です。

箸で、一口づつ口に運び、適度に噛む時間をつくる「箸文化」もすばらしいです。ごはんという淡白な味と一緒に食べるからこそ、薄味のおいしさも煮込んだ濃い味も良く分かるのです。

【まとめ】食品添加物との付き合い方

食品添加物が、安全なのか危険なのか論争は、専門家ですらまだまだ決着がつかいない現状があります。

そんなとき判断になるのが「約100年ほど前から古くから使われている添加物は、安全性がほぼ証明されたと言えるだろう」と考えがあります。

理由は、約100年の中で、おおよそ親子3世代まで使用されてきたからです。

食品添加物の安全・危険を議論するには、動物実験だけでは確実なことが言えず、歴史の中で自然に行われてきた人体実験の結果が信用度の高い情報と言えるでしょう。

「古くから使われていて安全性がある程度証明されたと言える添加物」とは、「和食」です。

日本人が何世代も摂り続けている豆腐の「にがり」や、ふくらし粉の「重曹」などは、ほぼ安全性が確かめられていると言えます。

食品添加物は、加工食品に多く含まれています。また、加工度があがるほど使われる添加物の種類が増えます

普段、コンビニ弁当や、スーパーのお惣菜、外食など、完成された食品を食べることが多い方は、ほんの少しの手間を自分で受け持つことからスタートしてみましょう。

たとえば、おかずは購入したとしても、ご飯だけは自分で炊いてみるですとか、小さくはじめていきましょう。

白いご飯にすら、添加物が使われているので、節約・添加物を避けるという一石二鳥になりますよ。

以下は、「食品の裏側2 実態編 やっぱり大好き食品添加物」という本の要約記事です。

《参考》【本の要約①】食品の裏側2 実態編:ハンバーグ弁当に使われる食品添加物

《参考》【本の要約②】食品の裏側2 実態編:「添加物なし」に作れない食品

《参考》【本の要約③】食品の裏側2 実態編:添加物の危険性と安全性、認定法

健康・ダイエット

安い・簡単・便利・キレイ・おいしいという、添加物のありがたい恩恵には感謝しつつ、自分や家族の健康とも向き合っていきましょう。

ちなみに、ダイエットの面でも添加物の過剰摂取は良くないと言われています。

それは、自然には存在しない形となっている添加物を体で処理すのにはエネルギーが必要だからです。老廃物や脂肪を燃やすためのエネルギーが、添加物処理班として使われてしまうと言われています。

「オーガニックワインは酔いにくい」と言われるのと似ています。オーガニックワインは、化学的合成された農薬が入っていないので、それらを処理するエネルギー不要で、単純にアルコールを処理する方にエネルギーを集中できるからという理論です。

この現代、世間と馴染んで生活していくには、添加物ゼロというのは難しいでしょう。

ただ、日々の中で少しでも気を付けてあげることは後々に大きな成果となるでしょう。

「今日食べたもので未来の自分がつくられる」「プラスの健康とマイナスの健康」これがわたしのモットーなのですが、何を食べるかも大切ですが、何を食べないかもとても重要です。

基本的には日々の生活が大切なのですが、処理しきれず身体に蓄積してしまうものを素早くデトックスするにはファスティングが良いです。体や味覚のリセットになります。

生徒さんが、はじめてファスティングに挑戦した事例記事があるので良ければご覧ください。

《参考》【事例】-5.4kgダイエット!3日ファスティングの効果(男性41歳)

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