あなたは、16時間断食に興味がありますか?または、実践したことがあります?
- 16時間断食のやり方とは?
- どんな効果が期待できるの?注意点はある?
- ナッツを食べるタイミングと量は?
わたしは、オーガニック食品やコスメが好きな栄養士です。定期的に、酵素ドリンクを使用した5日ファスティング(断食)を行っている実践者で、ファスティングを指導する資格も持って活動しています。
今回「空腹」こそ最強のクスリのという本を読みましたので、内容を要約してご紹介します。この本は、16時間断食の火付け役になった本です。
また、オリエンタルラジオのあっちゃん「中田敦彦のYoutube大学」でも大反響だった回です。わたしも拝見しましたが、多くの人が興味を持てるように分かりやすく楽しく、よくまとまっていました。
また、本記事は要約しても長めの内容になっているので、目次からご興味のあるところから読み進めていただても問題ありません。
簡単に「16時間断食」とは
空腹の時間をつくることで、体のリセット効果が期待できます。
- 内臓機能が高まり、免疫力アップ
- 血糖値が下がり、インスリンの適切な分泌により血管障害が改善
- 脂肪が分解され肥満対策
- 細胞が生まれ変わり、体の不調や老化を食い止める
トータルで12~24時間ものを食べない時間を作ると血液中の糖質も20%程度低下するとも言われています。
16時間断食の正しいやり方
カロリー計算など難しいことは一切なしです。ルールは1つだけです。
- 食べない時間を16時間つくる
※16時間の中で、どうしてもおなかがすいたらナッツはOK
※食事は、好きなものを食べてOK
できれば、毎日続けるのが理想ですが、週末だけなどでもリセット効果が得られます。ご自身で始められるところからで問題ありません。
16時間の食べない時間を作ると言いつつもナッツ類は食べても良いということで、かなりハードルが下がったのではないでしょうか。本には、最初はナッツ類を上限なく食べても良く、徐々に空腹感に慣れてきたら量を減らしていけば良いと書かれていました。
スケジュール例
2パターンご紹介します。常にどちらかのパターンを選ばないといけない訳ではないので、「今日はスケジュール的にパターン2でいこう」など臨機応変で構いません。
また1~2時間は誤差の範囲と考えて良いですし、土日だけ実行するなど、できることから初めて、無理がないよう持続可能に取り組んでいきましょう。
① 夜間に空腹の時間をつくる
夕方18時~翌朝10時までを食べない時間にするタイムスケジュールのシュミレーションです。
6:00頃 | 起床 |
~ | 空腹を覚えたら素焼きナッツ |
10:00頃 | 朝食(好きなモノを食べてOK) |
~ | 好きなモノを食べてOK |
18:00頃 | 夕食(好きなモノを食べてOK) |
22:00頃 | 就寝 |
《パターン① 特徴》
- 空腹を感じる時間を短くしたい人におすすめ
- 夕食を比較的早めに食べられる人が合わせやすい
- サーカディアンリズムに即していて、体への負担が少ない
- アンチエイジングや病気の予防効果がより高まる
- 睡眠時間を空腹の時間に入れるので無理なく実行可能
② 昼間に空腹の時間をつくる
朝6時~夜22時までを食べない時間にするタイムスケジュールのシュミレーションです。
6:00頃 | 起床、朝食(好きなモノを食べてOK、タンパク質中心だとベスト) |
~ | 空腹を覚えたら素焼きナッツ |
22:00頃 | 夕食(好きなモノを食べてOK) |
24:00頃 | 就寝 |
《パターン② 特徴》
- 朝ごはんを食べないと午前中の仕事に支障をきたす人も取り組める
- 夕食をとるのが遅くなりがちな人に当てはめやすい
- 昼食代の節約になる
- ランチをとらないので眠気を感じづらく仕事効率が上がる
- 昼間の空腹感を感じにくくするよう、朝はサラダや卵、肉、魚などタンパク質中心がおすすめ
もう少し頑張れる人は
筋肉の減少対策
「空腹」の時間をつくる
「食べない」時間の作り方
- 10時間ほど経つと肝臓に蓄えられた糖がなくなり、脂肪が分解されエネルギーとして使用されます。
- 16時間をこえると「オートファジー」が働く
※オートファジーについて後ほど詳しくご紹介します。
《参考》【1日の食事に含まれる糖質量】レベル別の糖質制限方法、ご飯の目安
サーカディアンリズムに合わせる
素焼きナッツの力を借りる
ナッツは高カロリー
ナッツが苦手な方
- 生野菜サラダ
- チーズやヨーグルト
【1日3食】は食べすぎ
「食べすぎ」による不調
- 「内臓の疲れ」内臓の働きが低下して栄養素がきちんと吸収できない、老廃物を排出できない、免疫力の低下などの問題が生じます。
- 「肥満」余った糖質や脂質は、中性脂肪として蓄えられる。つきすぎた脂肪、特に内臓脂肪からは悪玉ホルモンが分泌され、血糖値の上昇、高血圧、血栓形成などを招く。また、悪玉ホルモンは慢性炎症症状を引き起こし、がんを発症する場合もあります。
- 「活性酸素を増やす」身体を錆びさせてしまう。活性酸素は、ものを酸化させる力でウイルスや異物などを殺菌・排除しますが、体内のDNAや細胞も傷つけます。活性酸素が必要以上に増えると細胞の老化が進行し、お肌のシミやしわの原因になったり様々な病気を引き起こす原因にもなりえます。
- 「病気の原因になる」糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性疾患、がんなどの原因になりうる。
胃腸の疲弊
胃 | 小腸 | 大腸 | |||
7:00 | 朝食 | ↓11h | |||
8:00 | ↓2h | 朝食 | ↓12h | ||
9:00 | ↓2h | 朝食 | ↓13h | ||
10:00 | ↓3h | ↓2h | ↓14h | ||
11:00 | ↓4h | ↓3h | ↓15h | ||
12:00 | 昼食 | ↓5h | ↓4h | ||
13:00 | ↓2h | 昼食 | ↓5h | ||
14:00 | ↓2h | ↓6h | 昼食 | ||
15:00 | ↓3h | ↓7h | ↓2h | ||
16:00 | ↓4h | ↓8h | ↓3h | ||
17:00 | ↓5h | ↓9h | ↓4h | ||
18:00 | ↓10h | ↓5h | |||
19:00 | 夕食 | ↓11h | ↓6h | ||
20:00 | ↓2h | 夕食 | ↓12h | ↓7h | |
21:00 | ↓2h | ↓13h | ↓8h | 夕食 | |
22:00 | ↓3h | ↓14h | ↓9h | ↓2h | |
23:00 | ↓4h | ↓15h | ↓10h | ↓3h | |
0:00 | ↓5h | ↓11h | ↓4h | ||
1:00 | ↓12h | ↓5h | |||
2:00 | ↓13h | ↓6h | |||
3:00 | ↓14h | ↓7h | |||
4:00 | ↓15h | ↓8h | |||
5:00 | ↓9h | ||||
6:00 | ↓10h |
肝臓の疲弊
血管や血液
- 栄養が体のすみずみまで行き渡らず老廃物が排出されない
- 疲労や冷え、肌荒れが起きる
- 血管や心臓に負担がかかり、血圧が高くなる
- 動脈硬化が生じて脳梗塞、心筋梗塞、脳出血、心不全のリスクが高まる
腸内環境の悪化
脂肪細胞
- 「内臓脂肪」内臓周辺に蓄積している脂肪。
- 「皮下脂肪」皮膚の下にある脂肪で表面を覆っている。
悪玉ホルモン
- 血管の傷が修復されない
- 血栓が溶けない
- 腫瘍が増殖する
- 血糖値が高くなる
「糖質の摂りすぎ」による不調
- 「肥満の原因になる」糖質は中性脂肪になりやすい。
- 「脂肪肝の原因になる」肝臓に異常な脂肪がたまる。放置すると、肝硬変や肝臓がんを引き起こす恐れがある。
- 「血糖値を急上昇させる」血糖値が上がると、すい臓から「インスリン」というホルモンが分泌され、血糖値を下げる。血糖値が急上昇すると、インスリンが大量に分泌され、血糖値を急激に下げるので、血糖値が乱高下する。
《参考》【1日の食事に含まれる糖質量】レベル別の糖質制限方法、ご飯の目安
血糖値の乱高下
- 食後すぐに眠くなる
- だるくなる、イライラする
血糖値が高いと
- 細胞が徐々にインスリンを受け付けなくなる。
- すい臓が頑張って、もっとインスリンを出そうとする。
- すい臓が疲弊する。
糖尿病は国民病
1型糖尿病 | すい臓のランゲルハンス島という部位にあるβ細胞が破壊され、インスリンが分泌されなくなる。 |
2型糖尿病 | 糖質の摂りすぎ、運動不足などで血糖値が高い状態が続き疲れ果ててインスリンが分泌できなくなる。 |
糖質制限はどうか
【空腹】で体に起きること
- 内臓の疲れがリセットされ、働きが良くなる
- 活性酸素の量が減る
- 空腹の時間が長いほど脂肪が分解される
【オートファジー】とは
ケトン体の増加
【がん】の予防
すでにがんの方
【高血圧症】を改善
【認知症】のリスクを減らす
すでに認知症の方
【アレルギー・感染症】を遠ざける
感染症対策
究極のアンチエイジング
成長ホルモン
【まとめ】16時間断食
食べるものを制限したり、何かをたくさん食べたりすることより、空腹の時間をつくることが大切だと、まとめられた本でした。
《著書》空腹こそ最強のクスリ
「オートファジー」によって、全身の細胞が若返り、体の老化を食い止めたり、病気のリスクも抑えることが分かりました。
わたしは酵素ドリンクを飲むファスティング5日間を定期的に行っています。準備食2日+回復食3日を組み合わせた計10日です。本格的ファスティングでは、医者でも簡単に直せない毛細血管まで修復されると言われており、その効果は絶大だなと感じます。
また脂肪燃焼効果も段違いで、体の変化をぐっと感じることができるので人生で1度は経験してほしいものです。
わたしの経験上、ファスティングの1日目は、多少は空腹感を感じますので、16時間ファスティングを毎日続けるより、定期的に3日ファスティングを行う方が短期集中でラクかもしれません。
ただ、長期のファスティングは、専門家のアドバイスのもと実践するようにしてください。また、水だけ断食などは危険性もあるので注意が必要です。
わたしは、16時間ファスティングや1~7日間ファスティングの実践者で、ファスティング指導も行っています。あなたの生活習慣や食生活に寄り添った方法がありますので、ご興味のある方はお気軽にご質問・お問い合わせいただければと思います。
わたしの生徒さんがファスティングに取り組んだ事例もあるので良ければご覧ください。